儚くて確かなもの。

儚くて確かなもの。

 

目には見えない世界は、儚いように思いますか?

そうですよね。

死んでしまったら、何もかもないと、思いますか?

私は、そうではないと思います。

 

あなたが死んでしまって、肉体はなくなってしまって、

でも、意識はどこかにあると思いませんか?

私達は、夢を眠っている時に見ますが、

その時は夢の中に居ますよね、

あれは、生きているから見れているのでしょうか?

 

私は、死にそうになってしまった時があるのですが、

実に、今までの人生で何回か…

ある時の話しをします。病院で、物凄く苦痛になり、

痛みが半端なくて、耐え難かった時があったんですね、

それで、身体がだんだん冷たくなったんです。ものすごく、

手も何もかも冷えていく感触があって・・・吐き気がして

その時の場合は、一瞬だったのですが、

身体から出てしまいました。

もちろん、その激痛と冷え切ってしまった身体をベッドに置いて、

そうしましたらですね、空中から手が出て来て、ドーーン!と押されたんですね、

出ちゃった(まぁ色々な言い方はありますが霊魂と言いましょう)

その霊魂を、思いっきり身体の方に出ちゃってすぐに、

押されてしまって、

また、ドンっていう衝撃と共に戻ったのですが、

その時に、その手と一緒に聴こえた声がですね、

『まだだ。』

たった、その一言。

だったんですね、

一瞬出た時は、あの耐え難い苦痛から解放されたのに、

冷たくなっている間も実は痛みが薄れていた気がしました、気が遠くなって行ったんでしょうね、

なのに、戻された途端、

あまりの激痛が戻って来て耐え難く、またやぐるってですね、病院の壁をダン!ダン!と叩き、蹴り、

やっと看護師さんに気づいてもらって、慌てて来た看護師さんと病院の先生によって、

痛み止めの注射がお尻に射たれたわけです。

(古い話しなので、お尻に注射なのかもしれませんが…)

壁を叩かないように注意もされたのですが、あまりにも痛くてそれどころじゃなくってですね。

まぁ、そんな昔の話しを致しました。

私は、目には見えない世界は、

時にとても儚く感じます。

生きてる人間の時の、感触の方が、

確かなような気がしてしまうからです。

それは、どんなに沢山の、目には見えない世界の体験が、私にあっても…

そうですね、時に、とても儚くも感じます。

私の傍には、

本当に沢山の目には見えない存在が居ます。

いつでも会話ができますし、(ただ、話してはいけない事には決して答えてもらえないので、それだけは不思議なほどシーン…となって、返事がありません。)

何度も側に居て、何度もその姿が、着てるコスチュームが、視えたり、

何度も・・・

(姿が視えるのは稀と言うか、時にで、聴こえる時間と回数の方が圧倒的に遥かに多いですから、それは毎秒です)

私は、口に出しては話しませんが、ずっとやり取りを、口には出さずにしています。

時々、口に漏らすこともありますが、滅多に口に出していません。

ただ、これがすぐに習得できるようになったか、と言われるとそうではなくてですね、

ある日、こんな事がありました。

その時、大量の奇妙な目には見えない存在を、部屋の天井いっぱいに見ました。

当時、(今思えば)私は、調整中だったのだと思います。

チューニングがあるとするなら、どの周波数に合わせると、ちゃんとした世界に合わせられるかの。

もちろん、調整中なので、

様々な世界がある事まで、見てしまってですね、

『なんじゃ、こりゃ』

みたいな・・・事が次々に起こり、

おかしくなってしまいそうで、怖かったくらいです。

それが、起こったのは、もう既に何回目かの覚醒の時でした。

5回目くらいだったかな・・・

大きい覚醒体験は、特別なものです。

一種の分岐点みたいに起こって、様々な世界を観ます。

その時その時で、私は神霊の宿る体験をしますが、

以前に、私はお祓いはしませんって言っていたのですが、

覚醒が高まっている間、ある時は、手のひらでパッと祓うだけでその人に憑いている黒い影のようなものをパパッと祓う事が出来ました。

ある時は、手を触れなくても、側に寄った人の、悪いものを抜いたりしました。

それは、自然な行為としてやっていましたね。

私が、パパッと祓ってあげると、その憑いていた人には見えなくても、

その時、もの凄く霊感の強い人がたまたまそれをそばで見てて、

私が祓って落としてるのがすぐわかったようで、「すごいね」って言われました。

その人は、とても霊感の強い人でした。

視覚の方が強いみたいで、よく視えるみたいでした。

私の人生には、目には見えない世界がずっとありました。

そんな私でも、

目には見えない世界は、儚く感じるものなのです。

時に怖いのですね、私が死んでしまって何もかも、もし、なかったら

今、側にいる、この子もあの人も、いつもの神も、じじぃも、皆んな、居なかったらどうしよう・・・

って、思うのですが、

あ、そんな事無いな。それはないな。

って、またすぐ思います。

長い年月の中で、誰よりも一緒に居たことを

私が、知っているからです。

毎日、寝ても覚めても一緒に居て、たわいもない会話から、

心配事まで、ずっと・・・

ただ、人間のようにはいかないので、

人と話している時は、それはそれで、良さがあるものなのですが、

私にとって、目には見えない存在達は、『あたりまえのように一緒に居て』

それが、私が肉体を抜けたからって、

決して、居なくなったりはしないだろう。って、

ずっと、そんなふうに

そばに居てくれることで

私に、教えてくれてたんですね。

 

 

 

 

 

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