夢のひとつ

夢について

実は、昨年秋頃から、

私は私の人生史上最大の、節約生活をしていました。笑

幸せについて』の記事でも、それは少しお話ししていましたが、

 

ある日、お米も底を尽きてしまいそうになり、

米櫃を眺めながら、青ざめていた日を、

思い出します。

 

食べたいと思うものは、今までのように食べることは、

全く出来なくなっていました。

家族とよく行っていた焼肉屋さんには、ここ2年は行っていません…

(これには深い事情があります)

「私は、カルビが好きです」。笑 (アップルパイのように言いますが)

もうずっと、美味しい焼肉屋さんで、

カルビを頬張りたくて、仕方がなかった。。。

 

私は一緒に行ける家族さえ、もう居なかった。(事情はまたの機会に、離婚ではありません)

それもあって、1人で焼肉屋さんに行くというよりは、

私は、

『私を愛する人と一緒に、焼肉屋さんに行きたい』と、

願うようになっていた。

 

恐らく、ただ焼き肉を求めていたのでは、なかったのだと思います。

もちろん、節約生活の私なので、

焼肉屋さんでお金を払うのは、

その彼(空想上の)のもっぱらの役目である。

 

その時の私は、

お腹が空いているのも、手伝ってか…

 

まるで、マッチ売りの少女のように、

イメージが膨らんで来る。。。

 

「美味しそうに焼き肉を頬張る私を、

愛しく、幸せそうに、見つめる彼・・・」

彼の、その慈しみの笑みは、

(たんと、召し上がれ 好きなだけ 食べていいんだよ)

そう、私に伝えている。

 

それを見て、私は、心からの幸せと、

彼への感謝と愛が、

溢れてくるのだ。。。

 

『 好きなだけ いっぱい・・・』

なんて素敵な 私好みのお言葉…。

彼が、口に出した訳じゃないのに、そう思う私…。

 

(久しぶりだから、ガツガツ食べても怒らないでね…)

マッチ売りの少女になっている、今現在の私が

そんなことを思った。

 

そんな想像のシチュエーションは、その2人にとって、

どれ程、幸せなことかわからないのに、

「何故、それが、今、目の前にないのか・・・」

 

何故だろう。。。

 

私は、ぼんやり思いながら、

相変わらずな節約生活を続けた。

 

ここ一年以上は、外食は一度も行っていない。

私は自炊が嫌いではない、お料理をすることが好きだから、

365日それが続いても、実際に、苦では無かった。

 

ただ、

私は今、何故…

美味しい天ぷらも 美味しい焼き肉も 中華料理屋さんの美味しい杏仁豆腐でさえ、

食べられないのだろう・・・

そう日夜、考え続けるしかなかったのだ。

 

夢は、

時々、マッチ売りの少女の時のように

イメージとなって現れるのではないか…

 

『神様はその夢を、知っている』

 

だから、きっと

叶うのだと

そう、思う。

 

 

 

 

 

 

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