夢を生きる

夢について

先日から、やらなければならない事になったという、

カフェを経営していたことなどを書いています。

これまでにやって来たことは、もちろんカフェ経営だけではありませんでしたが、

先回から、話しをしています通り、

夢でもなかった事を120%、いえもっとでした…の力で、体力、精神力、努力、気力、

何もかもを使って、経営をしていた時、

どれほど困難ばかりが、後で続く日々だったかを、

少し書き記したいと思いました。

それは、こちらの記事でも書いていました通り、

『夢を叶えてほしい』と思う、

所以でもあります。

 

カフェの経営は、最初は順調でした。

むしろ、何の宣伝もしていないのに、

「こんなにたくさんの人が、次々と来てくださるんだ・・・」

と、驚いたほどです。

工事をしている間や、噂などで、カフェが出来ることを知っていた方が、

多かったのでしょう。。。

 

先回も、まるでコーヒーを淹れ続ける事が、修行のようだったと書いていますが、

これが、『私の夢』(1%の曇りもない)だったら、

喜びは、大きかったと思います。

 

私は、カフェを自分の手も加えて内装等も造っていました

ですが、オープンを間近にして、

どうも全く乗り気でもない自分に気づき始めていました…

(遅い、全く遅いのですが)

 

やらなければならなくなって、乗り込んだ船でしたが、

まぁ…、こっちじゃなかった気がする…と思って、

降りたくなったのですね。

 

私の人生は、ほんとうにこんな事が多い。

 

自分の人生なのに、周りの人間にコントロールされていて、

しかも、逆らう事が難しいような…。

でも、同意をしていたら、何を言ったって、

後で後悔しようと、何だろうと、自己責任です。

 

さぁ、結局、「やっぱりやめます」と言ったカフェのオープンが、

周りによって、絶対やることになり、

スタートして、

 

次々と、困難に出くわす事になります。

 

駐車場の件で、(女1人相手だと思っているからか)中高年の男性が、

怒鳴り込むようにして、

他にお客様もいらっしゃるのに、怒鳴り散らしながら居座って、

中々帰らなかったり、

中年男性が、ストーカーのように長時間居座る事がずっと続いたり、

お客様だと思っていた中高年の男性が、自分の描いた絵を置いてくれと言って来たり、

(私の好みの絵だったらいいのかもしれませんが、お値段をチラつかせて絵は持っていませんでしたので)

 

女性の方が、丸一日、私の店に居て、

もちろんコーヒーを飲んだり、話しかけたりしてくるのですが、

一日中居続けるというのを、毎日、まるで出勤するかのように、習慣にされて来ていたり、

霊能者の方が来て、最初はそういう話しだったのですが、

実は高い印鑑を売りたがっていたり、

 

最初の頃は、多くの人が来ていましたが、

段々、それも落ち着いて来て、

とても波があるようになると、

暇なら暇で、飲食のカフェ経営ですから、

客単価も低く、売り上げのことでも

悩み続けなければなりませんでした。

 

思ったのは、『夢を叶えてる』なら良かったのかも、

たとえ、

失敗だったとしても・・・ということ。

 

どこか頭の片隅で、

「ほんとうは、私、飲食に乗り出すつもりはなかった…」

そんな言葉が、嫌な事がある度に、頭にチラつかないわけはないのです。

「私があの時、やっぱりやめると言ったのに…」

と、

要は、何故降りたがってる船に、また強引に乗せ続けたのか…と、

そう言って来た人達を、若干、恨むような気持ちさえ…。

 

他にも沢山、ありますが、

やはり、やらなければならないことではなく、

もちろん生きていると、やらなけらばならないことは、

沢山ありますが、

やりたいと思ってやっていること、やり始めたこと、

やり続けたいと思うことに、

尽力を注いだ方が、

力も湧いて来ますし、

楽しい人生かなと、何度も思います。

 

私は、ご迷惑もお掛けしちゃいましたが、

体調を崩し、このカフェをやめることになった事を、

心の底から、良かったと今は思っています。

この経験が、結局、長い年月を掛けて、

やがて、楽しみのことにも繋がっているのですから

あの経験は、決して無駄では無かったと思います、

 

ですが、

『自分の人生を生きてね』って、

何故か、その頃の私にも、

多くの人にも伝えたい。

そんな気持ちが湧いて来て、

仕方がないのです。

 

 

 

 

 

 

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